普通なら「ツイテナイ日」と言うのでしょうか?
朝、駅のエスカレターで後ろからトントンとたたかれ振り向くと、女性の困惑顔。
「あのぉ・・・スカートがめくれてるんですが、直しても構いませんか?」
「へっ?!」
おっしゃるとおり、腿の半分までめくれ上がってました、スカートが。
急いですそを引張りスカートを整えて下さった親切な女性のおかげで、余計なものを露出して、朝から気分を悪くする被害者を減らすことが出来ました。
丁寧にお礼を申し上げたのですが、その女性は目を合わせてはくれませんでした。そうですよね、目の前に黒いタイツの太腿が露出してたんですものね、あなたが最大の被害者です。
「いやはや、朝からやっちまったなあ~」と反省して電車に乗り込みましたが、自分の失敗はすぐ忘れる性格なので、すぐに今夢中になっている小説を読み始めました。
二駅ほど過ぎて少し空いた車両の中、隣に立つ男性がチラチラとこっちを見ている気がしてしょうがない。バッグでもぶつかってる?いやぶつかってない。知り合いじゃないよね。
は!!!
血の味がするぞ。
そう私は鼻血をたらしていたんですね。赤い髭状態でかるく固まってました。
大量ではなく、唇の上辺りまでだったので気付かなかった。
自分は鼻血体質で気にもならないんですが、普通一般人(特に男性)は血に弱い。
このままじゃさすがにまずいよね・・・と思い、ティッシュで押さえ、非常時用に携帯しているマスクをつけつつ、こっそり鼻にティッシュを詰めました。慣れた一連の手順。はい、完了。
あとは、つめたティッシュから染み出した血がマスクを染まないように気をつけるだけ。(以前、この失敗をした時の、目の前の女性の驚愕の表情を忘れられないので。)
そのまま、また何事もなかったような顔をして再び本を読み始めました。
でも、隣の男性はまだ気になるようでおそるおそるこっちを観察中。
「もう大丈夫ですよー」とでも言ってあげた方がいいだろうか?ま、そんなことを思ったのも一瞬で小説に没頭。
さてと、降りるぞと思った時にふと目が合った隣の男性の表情は、印象的な安心と困惑の表情でした。
きっと彼は職場の同僚に、朝会った冷静沈着な鼻血女について話すことでしょう。
楽しい話題提供できて嬉しく思います。
ツイテナイ日だと思いますか?
う~ん、一部羞恥心欠落者の私には、たいして気にもならないレベルの話。
むしろ、スカートを直してくれた女性と鼻血目撃男性にとってツイテナイ日じゃないといいのですが。
お天気がいいので、今日はいい日の様な気がします。鼻血女には